こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、Docker Engineのバージョンについて調べてみました。
調べようと思ったきっかけ
とあるところのdockerのコンテナイメージを使おうとした際に、
以下のようにDocker Engineのバージョン1.9以上と要件が記載されてました。
で、ローカル環境のDOcker Engineのバージョンはと思ってみると、「18.09.1」!
「むっちゃバージョン番号に差があるやん???」
と気づいたためです。
バージョン情報の確認
ということで、Docker Engineのリリースノートを確認します。
https://docs.docker.com/release-notes/docker-engine/
上記をみると、Docker Engineは 2013/3/23にファーストリリースである0.1.0がリリースされました。
その後、0.1.1 → 0.1.2 → ....... → 1.13.1(2017/2/8)とアップデートされました。
その後、EE(Enterprise Edition)とCE(Community Edition)という2つに分岐することになり、その際に17.06.1-ee-1/17.04.0-ceというように 「YY(年).MM(月).マイナーバージョン-ee/ce」というリリースされた時期にちなんだバージョンとなるように変更されました。
https://docs.docker.com/engine/release-notes/
で、現時点で最新は「18.09.1」という表記で表されるようになっています。
結論
つまりは、要件として「1.9以上」とあった場合は、
素直にそれよりも大きい数字となっているかを確認すれば良いということでした。