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gdisk と gparted によるGPT (GUID partition table)操作、そのコツ

こんにちは、鯨井貴博@opensourcetechです。

 

今回は、fdiskのGPT(GUID partition table)対応ツールである、

gdiskの操作をしてみます。

 

土台となるOSとしては、

CentOS6.6(64ビット)を使用しています。

 

まず、gdiskがインストールされているか確認します。

rpm -q gdisk

インストールされている場合は、

yumなどでインストールして下さい。

f:id:opensourcetech:20150304154954p:plain

 

まだパーティションに分割されていないハードディスクとしては、

/dev/sdb(8GBのハードディスク)を使用します。

gdisk /dev/sdb

「?」とすればヘルプが表示されます。

とりあえずは、最低限以下を把握出来れいればよいかと思います。

d:パーティションの削除

n:パーティションの追加

p:パーティションテーブルの表示

q:変更を保存せずに終了

w:保存して終了

f:id:opensourcetech:20150304155001p:plain

 

まず、一つ目のパーティションを作成します。

n

エンターキー(パーティション番号をデフォルト入力

エンターキー

 (First sectorをデフォルト入力、34から使用可能なのだが、MBR用に2047までは確保した方がいいらしいです。

+1G(今回は1GBのサイズを指定)

エンターキー(タイプをデフォルト入力、Lとすると一覧が表示されます)

pで作成後の確認をします。

f:id:opensourcetech:20150304155005p:plain

 

その後、同様に1GBのパーティションを8個作成すると、

以下のようになります。

f:id:opensourcetech:20150304155010p:plain

 

そして、「w」でパーティションテーブルを保存します。

f:id:opensourcetech:20150304155013p:plain

 

gdisk -l /dev/sdb」でもパーティションテーブルは確認出来ます。

f:id:opensourcetech:20150304155018p:plain

 

parted -l」でも同様の事は可能です。

f:id:opensourcetech:20150304155023p:plain

 

 

X(グラフィック)環境を使用されている場合には、

EPELレポジトリを使えるようにレポジトリファイルを追加すると、

gpartedがインストール出来ます。

f:id:opensourcetech:20150310160230p:plain

f:id:opensourcetech:20150310160237p:plain

f:id:opensourcetech:20150310160242p:plain

 

Applications > System Tools > GParted Partition Editorから

GPartedを起動すると、以下のようにグラフィックを使用しパーティション操作が可能となります。

f:id:opensourcetech:20150310160256p:plain

f:id:opensourcetech:20150310160308p:plain

 

 

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