こんにちは、LinuCエバンジェリストこと、鯨井貴博@opensourcetechです。
今回は、Raspberry Pi Zero Wを入手したので使用に向けて、
巷で噂の技術基準適合証明(技適)・工事設計認証について調べてみました。
上記(Raspberry Pi Zero W)の裏面に、技適マークがありますね。
ちなみにRaspberry Pi Zero Wの入手先は、Pimoroniからの個人輸入です。
Raspberry Pi Zero Wshop.pimoroni.com
KSYさん(https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index)やスイッチサイエンスさん(https://www.switch-science.com/catalog/3200/)からは発売予定ではあるらしいのですが、技術基準適合証明(技適)・工事設計認証問題で4/16現在、発売未定とのこと。
閑話休題。
それぞれ以下とのこと。
・技術基準適合証明(技適) = 無線設備1台毎に異なる証明番号を付与。
・工事設計認証 = 同一機種には同一認証番号が付与。
詳しくは、以下に情報があります。
その表示についても、決まりがあります。
そして、その許可を担当しているのが総務省(http://www.soumu.go.jp)であり、
電波法(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO131.html)で定められています。
工事設計認証は第三十八条の二十四に記載が登場します。
違反があった場合の罰則は、第百十条に記載がありました。
続いて、技術基準適合証明(技適)・工事設計認証を受けているかの調べてみます。
手始めに、手元にちょうどあったバッファロのWLI-UC-GNMを検索。
上記銀色の部分に、極小ですが、003WWA100448という番号が記載されています。
検索画面に、バッファロ、003WWA100448を入力して検索すると、
結果が出てきました。
詳細もみれますね。
そしていよいよ本命のRaspberry Pi。
「Raspberry Trading Ltd」で検索してみます。
結果はというと、1件のみ。
Raspberry Pi 3Bだけ。
結果としては、Raspberry Pi Zero Wが使用はもうちょい待つべしというところでしょうか。(2017/4/16時点)
2018年10月4日追記
久しぶりに技適ページ調べてみたら(氏名又は名称欄に「Raspberry」などで検索)、追加されてました。